母子医療の危機克服に利益の一部を使おう
創業当時の利益が全く読めない時期から日本母性衛生学会などに商品の展示を続け、妊産婦の腰痛ケアの重要性を訴え続けてきた。利益が出だしたらの「たら」の時代から、情報誌の発行やランチョンセミナーの共催を夢見ていた。
マタニティケアハンドブックは、難しすぎてよくわからないという声もあるが、多くの方から非常に参考になったという声が届く。多くのお産の施設からも「患者に配布したい」という要望も多いし、実際に配布されている。妊娠中や産後の女性に、ぜひ知っておいてほしいという情報を製品のカタログの中に入れた情報誌を作ろうと2000年ごろから考えていた。この計画が実現できたのは、2004年であった。2012年には一年で30万部以上を発行し、累計では200万部を超えた。更に必要と思われる資料を発行していった。
2008年の日本母性衛生学会から始めたランチョンセミナーは、2013年の日本助産学会で11回目になった。主として日本母性衛生学会と日本助産学会で開催しているが、要望されるその他の学会でも開催しているため、2013年には、日本看護学会でも行うことになっている。