トコちゃんベルトは産科医療の分野でも研究された

「妊娠後期になってほとんど歩くことができなくなった患者が、HPの情報を頼りにトコちゃんベルトを購入し着用したらほぼ普通に歩けるようになった。このベルトの効果を研究し発表している医師はいるのか?」と電話があったのは2001年春であった。この患者の症例は、2002年の周産期学会で発表、2003年には医学雑誌にも発表された。電話をしてきた医師は、東京御茶ノ水にある浜田病院の副院長合阪幸三先生であった。

その後合阪先生は、2006年に日本産婦人科学会で切迫早産に関係する研究、2008年には周産期・新生児医学会で産褥期の尿失禁に関する研究を発表、その後どちらの研究も医学雑誌に論文としても発表された。