着用位置
骨盤輪をしっかり支えるには着用位置が重要です。
①恥骨結合にベルトがかかる
②大転子(だいてんし)の横の出っ張りにベルトがかかる
③上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)にベルトがかからない
大転子・上前腸骨棘・恥骨結合の見つけ方
①-1 かかとをつけ、つま先を広げて立ちます。両手の親指をおへそに当て、お腹に沿って降ろしていくと、アンダーヘアのあたりで硬い骨に触れます。①-2 この骨の中央が恥骨結合です。②-1 その手を水平に横へ移動させます。片足ずつかかとを上げると、掌の中で動く丸いでっぱりがあります。②-2 このでっぱりが大転子(だいてんし)です。③-1 大転子のでっぱりに中指を当て、親指を上に伸ばすと腰骨に触れます。少し前かがみになって、腰骨を前にたどると、一番前にでっぱっている骨があります。③-2 このでっぱっているのが上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)です。
つける強さ
締めすぎや体質によって、皮膚の変色や湿疹・かぶれなどが起こる場合があります。ベルトは気持ちの良い強さでつけ、決して締めすぎないようにご注意ください。
※トコちゃんベルトⅡのイラストですが、強さの目安は全ベルト共通です。
①-1 お尻を床につけて足を伸ばし、片手を足の付け根に沿ってさしこみます。
手首近くまで楽に入るのがほど良い強さの目安です。①-2 手首近くまでらくらく入る場合はゆるすぎることが多いので、少し密着させましょう。①-3 手首近くまで楽に入らないときは強すぎます。少しゆるめましょう。②次に起き上がって背筋を伸ばしたきれいな姿勢で、正座やあぐらなどをして、きつくないか確認します。
きつい場合は、膝立ちになって少しゆるめましょう。③強さの調整ができたら、トコちゃんベルトより下部分の腹巻を折り上げ、その上からショーツをはきます。
※トコちゃんベルトの上ラインを越えないショーツをはきましょう。