骨盤底筋とは?

骨盤底筋とは?

“骨盤底筋”とは骨盤の底部を覆うようにある骨盤底筋群のことです。
この筋肉群は複数の筋肉の集合体で浅層・中間層・深層と大きく3つに分かれており、肛門挙筋や肛門括約筋などが含まれ、健康的な暮らしを保つために重要な役割を持っています。

◆内臓が下がらないように支える

骨盤の底の部分には骨がなく、膀胱や子宮、大腸といった内臓は骨盤底筋によってハンモックのように下から支えられています。

◆排泄のコントロール

骨盤底筋は膣や肛門、尿道口を動かすときに使われる筋肉で、力を入れたり緩めたりすることで、便や尿をとどめたり排出したりすることができます。骨盤底筋がゆるんでしまい十分に機能しなくなると、排泄時のコントロールがしにくくなります。

◆姿勢の安定

骨盤底筋は腹筋など他の筋肉とともに機能することで体幹を安定させています。
これらの筋肉の下部にある骨盤底筋が緩むと体幹が安定せず、姿勢が保ちにくくなります。

ゆるむ原因は?

様々ありますが、妊娠・出産、加齢、姿勢の悪さなどが原因と言われています。
骨盤底筋に過剰な負荷がかかってしまうことで、筋肉が伸びてしまい緩みやすくなる可能性があります。
骨盤底筋は手足の筋肉と同様にトレーニングをすることで鍛えることができます。
意識することの少ない筋肉なので、普段から動かすようにしましょう。

骨盤底引き締めトレーニング

ここでは、簡単にできるトレーニングをご紹介します。
膣やお尻の穴に力を入れたり、ゆるめたりを繰り返して骨盤底筋を鍛える動きです。

立った姿勢のとき

寝た姿勢のとき

こちらをご覧ください。